2016年の5月、6月に遠征した福井県小浜市に再び行って参りました!
小浜市は東京のお客様のご実家で、歴史ある佇まいの日本家屋に付随するお庭の改修工事を行いました。
2016年はうっそうと茂ってしまった植物を整理して、庭を取り囲むウッドフェンスを設置しましたが今回はようやく本題の造園工事となります。
元々ある材料や大枠は活かしつつなるべく手間のかからない庭にして欲しいというのがお施主様のご要望で、ゆくゆくはゲストハウスのような使い方もするそうです。
今回の工事では現場にふんだんにある石材を使って石積み・延段(のべだん)・枯流れを、地元で作られる若狭瓦(わかさがわら)を砂利敷の縁に、雑草対策として那智黒石・伊勢砂利を敷きました。
さらには植栽の中のアクセントとして高さを低目に抑えた袖垣(ハードウッド材のウッドフェンス)も設置しました。
植栽は歴史を感じさせる大きな既存樹と実生で生えた低木類がありますが、次回の工事で下草を植栽する予定です。
2年前にここに来た時には植物がうっそうと茂り完成形が全くイメージできませんでしたが、ようやく完成まであと一歩までこぎつけました。