今回のテーマは「ウッドデッキ」です。
ウッドデッキは庭とお部屋をつないでくれ、つい外に出たくなるような心地良い空間を作ってくれます。
主に使用する材料は耐候性のあるハードウッド材(ウリン、セランガンバツ等)です。
船の甲板や公共空間でも利用されるハードウッド材は無塗装でもほとんどメンテナンスを必要としません。
はじめは明るい木材の色味をしていますが、紫外線を受けることで表面が濃茶色となり最終的には色が抜けて白銀色となります。
変色はしても木材内部は変化していませんので時間とともに自然の木の風合いを楽しむことができます。
変わった材料としては古材の足場板を利用したもので、ペンキの跡や釘や番線の錆跡が残って新品には出せない深みと味わいがあります。
最近ではアウトドアリビングという言葉もありますが、インテリアに合わせてデザインや材料を合わせれば屋内とより一体感のある空間ができます。
さらに植物やベンチ・テーブルを設置すればくつろげる憩いの場所となり、暑い夏には日除けのタープを取り付け、夜には照明でライトアップすれば様々な楽しみ方が可能となります。
ウッドデッキはお庭という屋外空間との距離を縮めてくれ日々のガーデンライフを充実させてくれるでしょう。